野菜・果物のお役立ち情報

素材の目利き

第26回 スイカ

一昔前は叩いた音や見た目から美味しいスイカを見極めるのが八百屋さんにとって腕の見せ所でした。近年は、栽培技術の発達によって収穫目安を積算温度(結実してから熟すまでの気温を足したもので目安は700~1000℃程度)で計るようになっていて、品質は安定してきています。また、スイカの株を植えてから収穫までの栽培期間は、小玉で約70日間~大玉で約100日間程度です。短期間で積算温度を達成したスイカよりも、長期間で積算温度を達成したスイカのほうが栄養分が多いため旨味の凝縮されたスイカが出来るといわれています。食べた時に甘く感じる糖度の目安は11度以上です。量販店で並ぶスイカには、糖度を表示しているものもありますので、一つの目安として参考にしましょう。

スイカは、一つの株からツルが何本か伸び、節々に花を咲かせます。この際、親ヅルを残しておくと他のツルに栄養が届かないため、親ヅルは途中で摘芯(ツルの先端を摘み取る)して、残りのツルでスイカを栽培します。残りの子ヅルや孫ヅルの節々には花が咲きますが、5~7節中1節の割合でしか雌花は咲きません。また、雌花全てを交配させては、栄養が十分に行き渡らず、美味しいスイカが出来ないため、3番花前後に交配させて、その他の雌花は摘切します。これにより1ツルに1果を実らせるように調整します。その後、成長過程で、果形の良い物を残し、着果個数を制限します。最終的に1株から収穫できるスイカは1個~5・6個程度です。

尚、スイカはツルから切った段階で成長が止まり、追熟はしません。収穫後は中の種が果肉の栄養を吸収し始めます。熟しているスイカほど、その吸収が早いため、熟しているスイカは早めに食べましょう。
スイカの目利きポイント
スイカを叩いた時、ポンポンという
  音の響きを感じるもの


 ⇒熟度と中にスキが入っていないかが分かる。
  叩き比べた時に響きが「ベタッ」「ペタ」というのは
  古くなっている可能性が高い。
  音が高い物が良いとは限りません。
  ※未熟である可能性がある。

スイカの模様が、はっきりしているもの。

 ⇒模様がハッキリしているもので
  手に持った時に境目が少し凸凹した感じのものを
  選びましょう。

ツルが細く、ツルの周囲が凹んでいて
  花落ち(ヘタ)が小さいもの。


 ⇒ツル部分が凹んでいる方が甘い。

保存方法
丸ごとのスイカは、風通しが良い、涼しいところで保存しましょう。
或いは、カットして皮を取ったものをタッパ等に入れて冷蔵庫で保存してもいいでしょう。
いずれにしても、スイカは傷みやすい野菜であることや、
スイカは冷やしすぎると甘みが弱まってしまうため、早めに食べましょう。
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